2010年04月30日

日韓編集セミナー

等身大の日韓報道とは  風・論説委員室から・  江 司

 日韓問題の専門家ではない。(略)

 ソウルで開かれた日韓編集セミナーに加わり、韓国の新聞、テレビの論説委員らと意見を交換する機会を得た。

(略)

 セミナーは日韓基本条約によって国交を正常化した翌年の1966年から、年2回開催の年を交えて今年で42回を数える。日本新聞協会、韓国新聞放送編集人協会が窓口となり、両国で交互に開催してきた。日韓メディアの最も太いパイプである。

 小泉純一郎首相が10月17日に靖国神社を参拝し、それから間もない開催だった。韓国側から激しい批判が向けられるだろうと予想していたが、雰囲気はやや違った。

 韓国側からは「過去の両国関係の進展は評価できる」「誤解に基づいて反日を煽るのはよくない」「冷静な報道も増えていることを理解してほしい」という発言が多かった。

 しかし、ことはそれでは終わらない。プラス評価の後、大半の発言は、それなのに日本はなぜ関係をぶち壊すのかと続いた。「韓国が問題を引き起こしたことはない。独島(竹島)も、歴史教科書も、靖国も、すべて日本が持ち出した」という言葉は耳に痛い。

 日本側の参加者は、北朝鮮による拉致に対する見方の違い、竹島問題をめぐる日本の自治制度への誤解などを指摘した。日本の一部の若者に「嫌韓」が広がっており、メディアがこれに有効に対処できていないことへの自省も語られた。

(略)

 帰国直後に内閣改造があった。安倍晋三官房長官、麻生太郎外相というタカ派の布陣である。強硬なアジア外交が続くのだろう。

(略)

北海道新聞 05/11/14 7面[解説]
posted by hiro at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マスゴミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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