2006年07月02日

橋本総理 「米国債を売りたいとの誘惑にかられた事がある」 97/06/23

橋本龍太郎総理−米国債についての発言要旨(23日 ニューヨーク コロンビア大学)
質問者

 日本や日本の投資家にとって、米国債を保有し続ける事は損失をこうむる事にならないか。

橋本首相

 ここに連邦準備制度理事会やニューヨーク連銀の関係者はいないでしょうね。 実は何回か、財務省証券を大幅に売りたいという誘惑にかられた事がある。

ミッキー・カンター(元米通商代表)とやりあった時や、米国のみなさんが国際基軸通貨としての価値にあまり関心がなかった時だ。

(財務省証券を保有することは)たしかに資金の面では得な選択ではない。 むしろ、証券を売却し、金による外貨準備をする選択肢もあった。 しかし、仮に日本政府が一度に放出したら米国経済への影響は大きなものにならないか。

財務省証券で外貨を準備している国がいくつかある。 それらの国々が、相対的にドルが下落しても保有し続けているので、米国経済は支えられている部分があった。 これが意外に認識されていない。

我々が財務省証券を売って金に切り替える誘惑に負けないよう、アメリカからも為替の安定を保つ為の協力をしていただきたい。

有田哲文(ニューヨーク23日)

朝日新聞 97/06/24 1面
posted by hiro at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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